銀残し、ブリーチバイパスとは?渋い写真にする編集の方法。

こんにちは、ショーです。

 

今日は、

写真の編集技術の一つ

銀残し(ぎんのこし)

についてお話しします。

 

この「銀残し」とは、

フィルム時代の名残で

今では一つの「味がある世界観」の

代表格となっております。

 

いわば、

一つのジャンルですね。

 

これを知らなくても

別に損はないですが、

知っていたら

写真の幅は広がると思います。

 

もしあなたが初心者カメラマンを

脱したいと思っているなら

 

この技術を知らないと

素人扱いされる可能性もあります。

 

業界の専門用語ですから

知らないと、恥を書く可能性も

ありますね。

 

逆に知っていたら、

一気にプロカメラマンです。

 

自信も増して、

シャッターを押す気持ちも

変わってくるでしょう。

 

では、どういったものなのか。

 

流行り物と言っても、

ちゃんと理解していないと

赤っ恥の可能性ありますので

この際しっかり勉強しておきましょう。

 

それでは、早速

解説していきたいと思います。

 

「銀残し」の写真たち

 

銀残しについては、

写真を見たら、

すぐにわかると思います。

ブリーチバイパス (銀残し)のレタッチが面白い|Kazu Photo Note|note
kni🐔 Twitter પર: "@s_ayapy さんを ブリーチバイパス仕上げで #虹色傘で撮影会 #portrait  #写真好きな人と繋がりたい #ブリーチバイパス #銀残し #モデル募集… "
特長5 / PENTAX KP / デジタルカメラ / 製品 | RICOH IMAGING

言うなれば、くすんだ写真です。

 

この写真は、フィルム時代の

現像処理過程において

銀が残った状態で現像した

写真になります。

 

小難しく聞こえますが、シンプルな話、

銀が残っているから、

くすんでいる、

と理解すればいいと思います。

 

そしてこの銀残しの状態、

意外と皆さん映画の中で、

見ていると思います。

マトリックスが気付かせてくれる「リアルとは何か?」|平岡充乃介|note

映画、マトリックスの世界のカラーや、

プライベート・ライアン | 土曜洋画劇場 | ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)

映画、プライベート・ライアン

映画「ソウ」シリーズ、 最新作公開にあわせ過去7作がBD&DVD廉価キャンペーン発売 - ライブドアニュース

ホラー映画の、ソウ。

 

そう、実は、様々な映画の中でも

活用されている世界観なんです。

(ギャグを言ったつもりはないです)

 

特徴としては、

彩度が低く、

コントラストが強い状態で、

 

全体の印象として

引き締まった、渋い印象を

与えます。

なかなか味わいがある

写真ですよね。

 

これが「銀残し」の深みです。

 

ちなみに、この銀残しは、英語で

「ブリーチバイパス」=bleach bypass

と言います。

 

英語でかっこいい表現に聞こえますが

元々は日本の写真メーカー

富士フィルムが生み出した

言葉です。

 

とにかく、言葉を知っていると、

カッコいいのが、

この銀残し、

ブリーチバイパスです。

 

どうすれば銀残しの写真にできる?

 

これに関しては、

そもそも銀残しは、

フィルムの処理技術からきた言葉なので、

 

現代のデジタル画像においては、

画像編集の技術によって

作り出すことができます。

RAW現像ソフトまとめました!フリーから有料まで | 長谷川敬介 -カメラマン-

 

先ほどもお伝えしたように

銀残しの雰囲気は、

ハイコントラスト&低彩度の

画像になります。

 

なので、画像の編集技術によって

その雰囲気を作ります。

 

編集方法は、

このような言い方は

雑に聞こえるかもですが、

至って簡単です。

 

コントラストを強めて、

彩度を落とす。

 

それだけです。

左が編集前、右が編集後です。

はっきり言って、

10秒でできる編集です。

もっとこだわるならば、

ビネット(周辺光量)も抑えますが、

とにかく、画風的に「銀残し」を

作るのは、10秒で十分です。

 

銀残しを試してみよう

 

…とはいえ、被写体が…

と思っているあなた。

 

銀残しの世界観は、

実は日常の風景を切り取るのに

もってこいなんです。

 

なので、今もしあなたが

この記事をスマホで見ているなら、

すぐにカメラを起動して、

見えている世界を切り取ってください。

 

そしてその画像を

銀残し風にしてみてください。

いま私が見えている世界は左側

そして、銀残しの世界は、右側。

 

いかがでしょうか?

銀残しの世界は、

すぐそこにあります。

 

すぐにシャッターを押してみてください。

 

みなさんのカメラライフが

楽しいものとなりますように。

Twitterは毎日更新中!最新情報をチェックしよう!
>たった一枚の写真で「人生」が変わる?

たった一枚の写真で「人生」が変わる?

アメリカ留学時代に、現地のアメリカ人宅を訪れると、ほぼ間違いなく多数の家族写真が部屋の中に飾られていました。シンプルに思いました。「なぜ日本はその文化が弱いのか?」シンプルな疑問に対する答えを愚直に探していく過程において、家族写真の真価を見出してきました。「家族写真は絆を強める」強いては「社会を強めて、世界を変える」そう信じて今もシャッターを押し続けます。読んでくれた皆さんが、写真によって「人生」を変えることができるようになるため。

CTR IMG