こんにちは、ショーです。
今回は、カメラ操作において押さえるべき
3つのポイントについて話していきたいと思います。
一眼レフカメラを買ったら、
やはりいい写真を撮りたいと考えるはずです。
しかし、
買ったはいいものの、どうやったらいいか
わからない。
そんな人も多いともいます。
一眼レフカメラは、スマホのカメラとは
構造が全く違います。
シャッターを押すだけでいいと思っていると、
なかなかいい写真が撮れない…
スマホの方が綺麗に写る…
…買った意味なくないか…?
一眼レフって、大した事ないじゃん…
それで辞めてしまったら勿体ないです。
事実、一眼レフカメラを買った人の
8割以上は、1年以内に写真を撮らなくなる、
というデータもあります。
その原因の大きなものに、
「カメラを使いこなせない」というものが
あります。
今回は、そんな初心者でも
これだけ押さえれば、
プロ並みの写真を撮れる
3つのポイントについてお話しします。
これだけおさえれば、正直
「プロです」と言っても遜色ないですし、
はっきり言って、私がいじっている設定は、
それだけです。
それだけで、十分こういった写真は撮れます。
それでは、早速その3つのポイントを
見ていきましょう。
初心者が操作すべき3つの設定
結論から先に述べます
①F値
②フォーカス位置
③露出補正(EV)
この3つになります。これだけ操作できれば
こんな写真が撮れるようになります。
もっと詳しく見ていきましょう。
F値とは?
Fとは、Focal(焦点の)という意味ですが
「絞り(しぼり)」と呼ばれることもあります。
簡単に説明すると、このF値をいじると、
ボケ感が強くなったり、
弱くなったりします。
この画像のように、F値が低い(小さい)ほど
ボケが強くなります。
このボケ感こそ、
スマホのレンズでは再現できない
唯一の機能です。
最近のスマホには、
「ポートレート撮影機能」が
ついておりますが、
あれははっきり言って、
偽物です。
デジタルに処理された
「一眼レフ風のボケ感が出てるっぽい写真」
で、本物のボケではありません。
しかし、
逆に一眼レフでボケを出す方法を知らなかったら
スマホに負けます。
なので、このF値の操作については
絶対に覚えておきましょう。
使い方は、とても簡単。
F値を最小にして、撮影してください。
どのメーカーのカメラにも、
「絞り優先モード」があるので、
それを調整してF値を低く設定して
試してみましょう。
フォーカス位置の調整
これは、「画角のどこに焦点を当てるか」
ということです。
スマホでは、画像を自動的に判別して、
一番近い被写体にフォーカスが当たりますが、
一眼レフではそれを自由に調整できます。
AF(オートフォーカス)と
MF(マニュアルフォーカス)で
選ぶことができますが、
ここではAFを使って
最適なフォーカスの当て方を
簡単に説明します。
基本的には、初期状態の一眼レフは、
自動選択AF(カメラが自動で判別するAF)
になっております。
それを、
自動選択から、中央1点AFに変更します。
つまり、ど真ん中でフォーカスが合うように
します。
その後、AFでシャッターを半押しにして
フォーカスを当てたい被写体に焦点を置き
構図などを考えてカメラを左右に振ります。
実は構図もめちゃくちゃ大事ですが
それはまた別な記事で紹介します。
ここではそう言った方法で、
撮りたいものに焦点を当てる設定を
紹介しました。
ちなみに、人物画におけるフォーカスいちは
目の中の「瞳」です。
こんな感じですね。
露出補正をする
これは、シンプルに明るさの調整をすることです。
カメラの設定上では、EVと表示されることも
あります。
これですね。
この操作は至ってシンプル。
その目盛りをいじるだけです。
その上で、注意すべき点は、
「画像の編集を考えて
少し暗めに設定すること」です。
カメラは特性上、
強い光が当たっている部分は白飛び、
つまり、真っ白になってしまって、
あとで補正が効きません。
しかし暗い部分なら、あとで調整が可能です。
なので、試し撮りをする段階で、
「少し暗めで撮る」ことが大切です。
例で言うならば、
この下の写真では、-1 EVぐらいが
最適です。
+1 EVだと、
どれだけ補正しようが、白は白のままに
なってしまいます。
なので、試し撮りの段階で、
露出を調整して
若干暗めのところで撮影を開始すると
失敗が少なくなります。
まとめ
今回はカメラ操作において使うべき
3つの機能と題して
F値の調整、フォーカス位置、露出補正
についてお話ししました。
今すぐその3つの機能をいじってみて
写真を撮ってみてください。
写真の腕が
一気に初心者から抜け出せることでしょう。
知識を得て、操作方法を知ったら、
シャッターを押すだけです。